モノのデザイン（色や形、素材など）と対を成すデザインの概念です。 デザイン（設計・計画）の領域や重要性は大きく広がっています。現代においてモノの表面にある形のデザインだけでデザインを語ることは不可能になっています。原料調達から生産工程、販売プロセス、使用されるシーン、廃棄方法に至るまでの環境負荷や影響など、ソフト面のデザイン領域が『コトのデザイン』です。また、コトのデザインは結果として『モノのデザイン』に影響を与えるため、広義では『モノのデザイン』を含めた上位の概念とされる場合もあります。

WEBOでは環境に配慮した流通システムをデザインしたり、画期的なコンセプトで『人の行為自体』をデザインし直すような場合にこの言葉を用いることがあります。

（※広義では広告などの製品の本質と無関係な行為も『コトのデザイン』とされる場合がございますが、WEBOがそれを製品の価値に含めてセレクトすることはありません。）