Lomography

ロモの歴史は旧ソビエト連邦の軍事工業省がLOMO PLC社に一般向けカメラの製造を依頼したことから始まりました。PLCの技術者は『誰でも何処でも毎日使えるカメラ』を目指し『コンパクト』で『オートマチック』なカメラ『LC-A』を開発します。そしてこのLC-Aには当時のPLC社が独自の研究開発を行い完成させた『MINITAR 1』と呼ばれる表現力豊かなレンズが世界で唯一搭載されたのです。
そして、民主化されたばかりのブラハを訪れたウィーンの学生(マティアスとウォルフガング)がこのカメラに出会ったことでLOMOの歴史は大きく変わります。彼らはこのカメラから生まれる生物的な写真の魅力を知ると、それを知人や友人に紹介しました。そうした地味な活動を繰り返すうちLC-Aの魅力はオーストリア中に広がり、彼らのアパート兼オフィスにはLC-Aを求める人々が訪れるようになります。こうしてLC-Aの販売を始める『Lomographyc Society』が誕生したのです。やがて彼らはロシアの厳しい社会情勢の中 PLC社との直談判を行い、一時は生産中止に追い込まれたLC-Aの再生産を実現させます。そしてロシア生まれのLC-Aはオーストリアのエッセンスを加えた『LOMO PACK』として世界中に広まったのです。
こうして生まれたLomographyc Societyは、その後も独自で写真やカメラの研究開発を行い、写真と生活を愉しむオリジナルのトイカメラを多数製作してきました。現在ではおしゃれなトイカメラの代名詞として世界的に知られています。

そのほかの製品のお問い合わせもお気軽にどうぞ