1926年に喰切を生産する鍛冶屋として創業。1974年には旧地名(三条市大字新保字諏訪田)を冠して『諏訪田製作所』が設立されました。同社の絶え間なき創造と技術の研鑚は、常に今までに無い「新たな最高品質」を生み出しています。ステンレス化、V型化と進化を続けた爪切りは医療関係者の間で高く評価されるようになります。当時、ハンドメイドで1日に数丁しか生産されない爪切りは入手困難のため『幻の爪切り』と呼ばれるようになります。その後、型の精密化によって一般の人にも手の届くものになった同社の爪切りは、さらなる進化を続け、1996年には現在まで続くロングセラーの『クラシック』が生まれます。それまでの板バネはプロの現場で10年程度の使用が限界でしたが、さらなる耐久性の向上を目指して全ての製品にシリンダーバネを採用し、高い耐久性と使いやすさを獲得した爪切りはまさに究極の逸品です。