Stockholm cutlery
ストックホルム カトラリー

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究極のデザイン・プロジェクト

カトラリーは私たちの生活に密着した道具です。カトラリーの印象が毎日の食事のイメージを決めてしまうといっても過言ではありません。そしてカトラリーの印象を決めるのは素材感や音、手触り、形、重さ、温度など、とても繊細で、しかも複合的な要素です。そのため、スウェーデンのDESIGN HOUSE（デザインハウス社）はこのカトラリーの設計を『究極のデザインプロジェクト』と位置付けました。そしてデザイナーのJesper Ståhlは、人間工学に基づく機能的な要求や、五感で感じるあらゆる要素を細かく検討し、このカトラリーが生まれました。

ナイフのような製法

本体は樹脂成型の持ち手とステンレスで構成されています。一般的なカトラリーは薄い金属板からプレス成型で作られますが、このカトラリーは金属の塊を熱間鍛造でひとつずつ成型しています。そのため、ボディ全体に十分な厚みがあり、心地良い持ち心地と高い強度が約束されています。さらに、ナイフには本格的な刃付けがされていますので、お肉や野菜の断面を潰さず滑らかにカットすることができます。黒い持ち手の部分にはエンジニアリング・プラスチックのPOMが採用されました。POMは磨耗に強く、耐久製にも優れ、食器洗い機の高温にも耐えられる素材です。さらに、持ち手とステンレスのつなぎ目を手作業で研磨することで、段差の無い滑らかなラインに仕上げています。見た目にも美しく、触感的にも違和感を感じさせない優れた仕上がりです。