Bent Stool
ベントスツール(ハイ&ロー)
BRAND : DUENDE
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : 2 types
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : 2 types
¥22,000
バリエーションを見る (税込み・送料無料)
彫刻的な佇まい
スイスのローザンヌ州立美術学校でデザインを学んだ岩元航大がデザインしたスツールです。自転車のフレーム製造で使われる特殊な曲げ技術を応用し、美しい外観と耐久性を実現しています。素材の特性を生かした彫刻的な佇まいをリーズナブルにお楽しみいただけます。ハイ&ロー
ベントには2種類の高さがあります。通常のチェアと同じ高さのロースツール、そしてカウンタースツールです。どちらを選んでも、非常に美しい外観をお楽しみいただけます。Purchase カートへ入れる
Bent Low Stool
ベント ロースツール
BRAND : DUENDE
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D346×H513mm
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D346×H513mm
¥22,000(税込み・送料無料)
Bent High Stool
ベント ハイスツール
BRAND : DUENDE
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D355×H630 mm
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D355×H630 mm
¥26,400(税込み・送料無料)
Bent Low Stool
ベント ロースツール
シャンパーニュ(シルバー)
BRAND : DUENDE
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D346×H513mm
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D346×H513mm
¥22,000(税込み・送料無料)
Bent High Stool
ベント ハイスツール
シャンパーニュ(シルバー)
BRAND : DUENDE
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D355×H630 mm
DESIGN : Kodai Iwamoto
SIZE : W420×D355×H630 mm
¥26,400(税込み・送料無料)
Brand ブランド
デュエンデは2002年にスタートしたコンテンポラリー家具とインテリアプロダクトのプロダクトレーベルです。国内外の様々なデザイナーを起用し、ミニマルな中に温かみを感じるようなデザインをコンセプトに製品開発を行っています。様々な国籍、様々な素材、様々なカテゴリー、それらうまくコーディネートし、国境にとらわれずどの国でも親しんで頂けるプロダクト作りを目指しています。 ブランドのページを見る |
Information 商品情報
ブランド | DUENDE / デュエンデ(日本) |
デザイン | 岩元航大 / Kodai Iwamoto(日本) |
サイズ | ロースツール:W420×D346×H513mm ハイスツール:W420×D355×H630mm |
素材 | スチール / アルミ(座面) |
生産国 | 台湾 (設計:日本) |
内容 | 本体 / 説明書 / クッション(スタッキング用) / 箱 |
Delivery 配送・梱包
プレゼント包装
ラッピング不可
ボックス入り(1個単位)
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最短で当日中に出荷
在庫があり営業日の14時までに決済が確認できたご注文は最短で当日中に出荷します。お急ぎの場合は事前にお電話でご確認ください。
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Voice お客様の声
はち 様 (岐阜 / 40代 / 女性) |
キッチンで使っています 座面以外の部分は材質上ちょっと冷たいですが、使ってみてそこまで気になりませんでした コンパクトで片手で移動させることもできるし、踏み台としても使えるので、とても使い勝手がいいです 色合いもデザインも、どこに置いても馴染みよくておしゃれに決まるので、お気に入りです こちらのお店の対応も素晴らしくて、いいお買い物ができました |
デザイナー 岩元航大インタビュー |
※以下はデザイナー岩元航大のインタビューです ■日本の大学をでてすぐにスイスに行かれたのですか? 3ヶ月間フィリピンのセブ島に英語の語学留学に行ったあとですね。「DESIGN SOIL」に参加したことをきっかけに、スイスのECAL(ローザンヌ美術大学)やオランダのデザインアカデミーアイントホーフェンを知り、作品だけでなく、海外の学生たちの作品を通じてのコミュニケーション力や造形力の高さを痛感していました。そんな力が自分にも必要だと思い、海外留学を決めました。 ■なぜスイスだったのですか? イギリスはアウトプットもデザイナー自身もスターになったりアーティスト志向、オランダは科学的であり実験的な手法だと自分では感じていました。一方スイスは歴史的に産業デザイン的に感じていて、授業を通じてそんな実践的な力を身につけたいと思いました。それでスイスに留学することに決めました。それとECALで教鞭をとっているスペイン人デザイナー、トマス・アロンソのもとで学ぶということも目的でした。彼にはスイスに行く数年前に「DESIGN EAST」というイベントでお会いしていたり、作風も含め影響を受けています。 ■スイスではどのような影響を受けましたか? それまでは、家具と生活用品などアナロジカルなものしかデザインしてこなかったのですが、ECALではデザインはそれだけではないということを改めて学び、電化製品、インスタレーションデザインなど、より広い意味での工業デザインにも興味を持つことができました。それとそれまではメーカーや企業などの依頼でデザインするのがデザイナーの役目だと思っていたのですが、近年デザイナーの役割も変わってきており、つくるプロセスまで介入することも少なくありません。そういった意味ではデザイナーの仕事も変わりつつあるということもECALで学びました。授業には、クラウドファンディングで資金を集め、量産するというものもありました ■かなり実践的ですね。 デザインをし、加工先を探し、製品の単価を決めるところまで大学の授業では求められました。 ■新作「BENT STOOL」の製作の経緯を教えてください。 このスツールは「チューブフラットニング」というパイプをつぶして溶接する加工法でつくっていますが、それはさまざまな加工方法や製造方法を調べているうちに出合ったものです。 ■ではこのスツールは一本のパイプをどう扱うかというところから生まれたプロダクトなのですね? はい。ECAL卒業後帰国をしてから、自宅にある小さなワークショプスペースでできることはないかと考えました。道具も限られ、そこでできることはミニマルな加工法くらいだったのですが、そんな単純な加工方法を調べているときに、パイプとパイプをジョイントしたり、自転車のフロントフォーク製造などに使われている「チューブフラットニング」という加工方法に出合いました。これまで家具作りではあまりフォーカスされてこなかった、何百年も前からあるローテクな技術でした。逆にそれが僕にとって新鮮で面白かったんです。 それでハンマーでつぶしたり、万力で押し潰したり、パイプのつぶし方をリサーチしていたのですが、そのときに「チューブベンディング」というツールに出合いました。そのツールというのは、中のつまった金属の芯材を軸に沿って曲げるという道具で、これでパイプを曲げてみたらどうなるだろうかと実験的に曲げてみました。そうしたら、うまく曲がったのですが、軸からはずれなくなってしまって。これは困ったと(笑)。ですが、曲げたパイプが何かを固定するということが、別のファンクションにつながらないかなとそのとき思いました。いわばエラーから生まれたアイデアがこのスツールの「関節」というファンクションになりました。 ■「BENT STOOL」の製法も同じ要領ですか? 特別な型を使ってスチールのパイプをプレスし、そこに同じ経のパイプを挟み込んで溶接しています。最初はアルミでつくったのですが、販売する製品は強度のことも考えてスチール製にしています。量産で精度を出すのは難しい技術ですが、製造工程は基本的に同じです。小さなワークショップでもできるような加工法ならどこでも安価で簡単に作れるだろう、と言う当初の予想が功を奏しました。 ■この製法を着想したときからこのかたちだったのですか? いえ、最初は「チューブフラットニングプロジェクト」の一環として、いろいろな試作をつくりました。何度もスタディした結果いまのかたちになり、最初は「Tube Flattening Stool」として2015年にミラノサローネで発表しました。 ■製品化するにあたり難しかった点を教えてください。 スチールのパイプを曲げる際にアールの大きさによってはひずみがでてしまい、きれいに曲がりません。そのディテールの調整が難しかったですね。製造は金属のプロダクトを多く作ってらっしゃるマークスインターナショナルさんと協議のうえ進めました。自分でつくったものを含めると、ここに至るまでかなりの数の試作をつくりました。 ■神戸芸術工科大学の学生時代にメンバーだった「Design Soil」は岩元さんにとってどのようなきっかけになりましたか? 幅広い意味でのデザインに興味をもつきっかけが「Design Soil」でした。このプロジェクトをディレクターとして率いているのが、元E&Yで神戸芸術工科大学の助教の田頭章徳さんでした。田頭さんから当時僕が知らなかったデザイナーやデザインについて学び、ミラノサローネもそうですが、こんな世界があるんだということを教えていただきました。 ■いまはどんなお仕事をしていますか? ノルウェーのブランド、タイのメーカー、国内でもいくつかプロジェクトが進行中です。それと昨年からイギリスのセントラル・セント・マーチンズやオランダのリートフェルト・アカデミーなど、世界のデザインスクールを卒業した国内の若手デザイナーたちとともに「RE-IMPORTATION」というデザインのエキシビションを企画し、全体のプランニングの担当もしています。昨年は外苑前、今年は六本木で行い、私は金属のメッシュを加工製造販売している国内のメーカーと実験的につくった照明の試作を出展しました。 ■岩元さんにとってデザインとは? うまく言えませんが、人とコミュケーションをとるための方法です。前述の通り、近年はデザイナーに求められることも徐々に変わってきており、単にスタイリングするだけでなく、製造先の手配やPR、販売などにも関わることが増えているように感じます。そういった中、デザイナーは必要に応じて様々な業種を繋ぎ合わせそこを自由に横断することでプロジェクトを前進させ、時には造形で時にはグラフィックで、と柔軟な発想でモノの魅力を引き出させるような存在であるべきだ、と考えます。私もそのような人間になりたいです。 ※インタビューの内容はメーカー資料より抜粋 |