Optimist & Pessimist
WOOD OBJECTS

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楽観主義者と悲観主義者

デンマークのデザインブランドARCHITECT MADEによるハンドメードのオブジェです。ウサギの毛を使った髪や、良質なチーク材、複数の木を使った精巧な象眼細工など、北欧の伝統的な人形作りの手法を取り入れつつも、あくまで知的なデザインアイテムとして仕上がっているのが魅力です。

デザイナーのハンス・ボーリン（ブリング）はデンマーク王立芸術大学を卒業し、公共施設や集合住宅などを数多く手がけた建築家として有名です。そんな彼がデザインしたこのオブジェには、単に手作りのチャーミングな置物というだけでなく、深い意味も込められています。

例えば、そのグラスは『半分が空』なのか、『半分入っている』のか？
昔から、あらゆる物事には正反対の側面があります。Optimist(楽観主義者) と Pessimist（悲観主義者）はそうした二元性について語る良い例です。デザイナーのハンス・ボーリンは仕事仲間にインスパイアされて、この2人のキャラクターを生み出しました。彼らは昼と夜、光と影・・・全く正反対な性格です。でも、私たちにも少しはそうした部分があります。同じ物事も、受け取り方によって前向きにも、後ろ向きにも捉えられるのです。Optimist と Pessimist の存在は、物事の二元性を私たちに思い出させ、人生にとって大切な気持ちのバランスについて考えさせてくれるのです。

豊かな表情

この二人は、単に"明るい"と"暗い"という以上に沢山の感情を表現できます。黒い髪のPessimistは垂れ目とネコ背が特徴で、どこかしょんぼりして見えますが、時に知的にも見えます。反対に、白い髪のOptimistはのけぞって大きな口で楽しそう笑っていますが、時にワガママにも見えます。二人とも自由に曲げることのできる腕と首が備わっているので、手を上げて歓声を上げたり、しかめっ面で腕を垂れ下げたりできます。そして首を横にかしげれば、まるでこちらに向かって疑問を投げかけているようです。OptimistとPessimistは、あなたの気持ち次第でどんな姿にも見えるのです。